絶/チ/ル ドーナツ/ホール
歌詞の振り分け。
- いつからこんなに大きな
不二子
- 思い出せない記憶があったか
兵部
- どうにも憶えていないのを
不二子
- 一つ確かに覚えているんだ
兵部
- もう一回 何回やったって
不二子
- (思い出すのはその顔だ)
兵部
- それでもなんだか貴女が
不二子
- 思い出せないままでいるんだ
兵部
- 環状線は 地球儀を
皆本
- 巡り巡って 朝日を追うのに、
賢木
- レールのいらない僕らは、
皆本
- 望み好んで夜を追うんだな。
賢木
- もう一回 何万回やって、
真木
- (思い出すのは その顔だ)
葉
- 瞼にのった 淡い雨、
紅葉
- (聞こえないまま死んだ 暗い声)
マリア
- 何も知らない ままでいるのが
マリア
- 君を傷つけてはしないか
マリア
- それで今も 眠れないのを
マリア
- (君が知れば 笑うだろうか)
マリア
- 簡単な感情ばっか 数えていたら
マリア
- 君がくれた体温まで 忘れてしまった
シオン
- “ バイバイもう永遠に 会えないね ”
兵部
- 何故か そんな気がするんだ
マリア
- そう思えてしまったんだ
マリア
- (上手く笑えないんだ)
シオン
- どうしようもない まんま
シオン
- ドーナツの穴みたいにさ、
賢木
- 穴が穴だけ切り取れないように
皆本
- お前が本当に あること
賢木
- 決して証明できはしないんだな
皆本
- もう一回 何回やったって、
賢木
- (思い出すのは その顔だ)
賢木
- 今夜も毛布とベッドの 隙間に体を挟み込んでは
葉
- 死なない 想いが あるとするなら
マリア
- それで僕らは安心なのか?
シオン
- 過ぎたことは 望まないから
マリア
- (確かに埋まる 形をくれよ)
シオン
- 失った感情ばっか 数えていたら
兵部
- キミがくれた声もいつか 忘れてしまった
兵部
- “ バイバイもう永遠に 会えないね ”
マリア
- 何故か そんな気がするんだ、
兵部
- ( そう思えてしまったんだ )
兵部
- 涙が出るの どうしようもない まんま
不二子
- この胸に空いた
薫
- 穴が いま、
葵
- アナタを確かめる ただ一つの証明。
紫穂
- それでも僕は 虚しくて
兵部
- (心が千切れそうだ)
兵部
- どうしようもない まんま…
不二子
- 簡単な感情ばっか 数えていたら、
兵部
- アナタがくれた体温まで 忘れてしまった
不二子
- (バイバイもう永遠に 会えないね…)
マリア
- 最後に思い出した、
葉
- その小さな コトバ
賢木
- (静かに呼吸を合わせ)
薫
- 目を 見開いた
葵
- 目を 見開いた
紫穂
- 目を 見開いた
不二子
- ( キミの名前は――… )
兵部