結月家の夜
純の出番は少ないです
- あぁ…
凛
- やっぱりお風呂は気持ちいいなぁ…
凛
- なんというか…1日の疲れを全部落とすというか…安らぎを得るというか…
凛
- 癒されるの一言だなぁ…
凛
- このまま死んでもいいくらい…
凛
- 凛ちゃんー、シャンプーってまだ余ってるー?
穏
- んー?
凛
- あぁ、まだ大丈夫だよ
凛
- そっかー、なら良かった
穏
- (ガラッ…)
穏
- !?
凛
- ちょっ、ちょっと
凛
- 何サラッと入ってきてるの!?
凛
- なにって
穏
- たまには背中でも流してあげようと思ってね?(ワキワキ
穏
- い、いや結構です!!あとせめて前は隠して!!
凛
- なぁに?照れてるの?
穏
- 丸見えだから!!色々と!!魂胆とか色々と!!で、でてって!!
凛
- あたっ!ものを投げちゃいけないってお母さんに習ったでしょ!
穏
- お風呂に勝手に乱入してくる人が常識を語らないで!
凛
- むむむ…強情な小娘め…
穏
- こうなったら実力行使だ!道を開け!皇帝の花道であるぞー!
穏
- わーーー!?ちょっ!ちょっとどこ触ってるの!!!!
凛
- ほほう…これはなかなか…少しは成長したみたいだね?
穏
- や、やめっ!ちょっ!?あっ…やっ…やだっ!!
凛
- すべすべなお肌かつほんのり控えめな感じがとてもたまりませんねぇ…念入りに洗ってあげよう
穏
- ばっ…バカッ!!そこはっ!?んっ……!ふっ…!
凛
- 二人とも、さっきからうるさいです……よ……
ゆかり
- じゅ、純!!助けて!!この姉をなんとかして!
凛
- ……失礼しました
ゆかり
- ちょっとーーーー!?
凛
- ここに…シャンプーの替え置いときますから…あとで補充しといてくださいね……
ゆかり
- ありがとうお姉ちゃん!
穏
- いえ…では私はこれで…
ゆかり
- 助けて!!誤解しないで!!
凛
- さてと、これで邪魔は入らなくなったね?
穏
- い…いやだ…やめて…これ以上は……
凛
- ふふふっ…
穏
- アッーーーーーー!!!!!!
凛
- こうして…結月家の長い夜は更けていった
ナレーター猫
- その後…彼女がどうなったか知るものは誰もいない…ただ本人達を除いて…
ナレーター猫
- (続きません)
ナレーター猫