対義語ゲームやろうぜ
キャラクターはゲゲゲの鬼太郎より。水木先生が亡くなってもう5ヶ月位経つのか…
- 対義語ゲームやろうぜ!
ネズ公
- なんでえ、そりゃ
キタ公
- 俺がある言葉を言ってくから、その反対の言葉を述べていくのさ
ネズ公
- 例えば黒の対はなんだ?
ネズ公
- そりゃ白だな
キタ公
- だろう?けど紅白ってのがあるだろ。だから白の対は赤にもなり得るんだぜ
ネズ公
- へえ、お前でも結構おもしれえことが言えるんだな
キタ公
- 太宰治の受け売りだけどな
ネズ公
- そうだよお前ってそういうヤツだよ
キタ公
- 少しでも感心したおれが馬鹿だった
キタ公
- 随分とおれにキビチイな
ネズ公
- キビチイの対はヤサチイだな
キタ公
- おーう、何勝手におっ始めてんだ
ネズ公
- おめーが言い出したんだから始めるならさっさとしねえか
キタ公
- わかったわかったよ
ネズ公
- じゃあはじめは簡単なのからいくか
ネズ公
- 強い
ネズ公
- 強くない
キタ公
- 高い
ネズ公
- 高くない
キタ公
- まてまてまて
ネズ公
- 違うだろ
ネズ公
- ん?
キタ公
- 否定形じゃあ駄目だろ、ちゃんと弱いとか低いとかって言葉があんだろ
ネズ公
- わりい
キタ公
- 高いの対は安いも可だな?
キタ公
- そう!!!それだよ!!!
ネズ公
- いい答えだ!おれが求めてたのはそういうのなんだ!!
ネズ公
- 何急に熱血国語教師みたいになってんだ きっしょくわりいな
キタ公
- きっしょくわるくていい!次にいこうぜ!
ネズ公
- うれしい
ネズ公
- いしれう
キタ公
- わかってねー!!
ネズ公
- わざとだろ!お前わざとだろ!
ネズ公
- ばれた?
キタ公
- 次からぁちゃんとやろうぜ
ネズ公
- ん
キタ公
- 長い
ネズ公
- 短い
キタ公
- かわいい子には旅をさせよ
ネズ公
- ブスは家で養え
キタ公
- 押すなよ絶対押すなよ
ネズ公
- 押せよ絶対押せよ
キタ公
- でもこれ前者が押されて後者が押されないってやつなんだよなあ
ネズ公
- そういうこったな
キタ公
- 戻るぞ
ネズ公
- おう
キタ公
- コラ!ゲームばっかりして!
ネズ公
- コラ!勉強ばっかりして!
キタ公
- 進撃の巨人
ネズ公
- 後退の阪神
キタ公
- 夜の校舎窓ガラス壊して回った
ネズ公
- 早起きして校舎の窓拭きして回った
キタ公
- 選ばれたのは綾鷹でした
ネズ公
- 影薄れたのは爽健美茶
キタ公
- 清楚なイケメン
ネズ公
- お前
キタ公
- …
ネズ公
- ひでえだろ…
ネズ公
- きっしょくわるくてもいいつったの誰だ
キタ公
- いや確かに言ったけどよ…
ネズ公
- いいから次の題出せよ
キタ公
- 少しも寒くないわ
ネズ公
- めっちゃ暑いわ
キタ公
- だが断る
ネズ公
- だが承る
キタ公
- のび太
ネズ公
- 出木杉
キタ公
- うらめしや
ネズ公
- おもてパン屋
キタ公
- 絶対零度
ネズ公
- 松岡修造
キタ公
- お洒落なお姉さんのお洋服ショッピング
ネズ公
- 大阪のおばちゃんの古着バーゲンセール
キタ公
- 福山雅治
ネズ公
- お前
キタ公
- なあ…泣いていい?
ネズ公
- そん位で泣いてんじゃねえやい、三百年生きてんだろ
キタ公
- そうさ…確かに俺はフケツなブ男だよ、それが悪いかよ!
ネズ公
- どうせ人に好かれるようなヤツにゃなれないのさ…
ネズ公
- …なあネズ公、知ってるか
キタ公
- なんだよ
ネズ公
- 水木先生ってお前が一番好きだったんだぜ
キタ公
- …そうなの?
ネズ公
- 沢山の人に好かれなくってもいいじゃねえか。好きでいてくれてる人が一人でもいる、それがわかるだけで儲けもんさ
キタ公
- お前性格最悪だと思うけど、おれだってお前と居ると何だかんだ楽しいからな
キタ公
- キタ公…!
ネズ公
- なにいい話っぽく持って行こうとしてんだお前…
ネズ公
- 変に水差すんじゃねえ
キタ公
- まあ何だ、今度水木先生と酒でも交わしながら駄弁ってみりゃいいさ
キタ公
- おもしろい話聞けるぜ
キタ公
- 水木先生は人間界だろ?
ネズ公
- こっち来てるよ。なんせ死んだからな
キタ公
- あんれま、そうだったのね
ネズ公
- そんなら…一緒に酒をやりたいって伝えといてくれ
ネズ公
- おうよ。そら続き続き
キタ公
- おばけにゃ学校も試験も何にもない
ネズ公
- 人間にゃ学校もありゃ試験もある
キタ公
- けど正直食いモンは人間界の方がうめえよなあ…
ネズ公
- わかる、すげえわかるよ
キタ公