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ひとり劇場

僕の悪いところ

僕の悪いところ
メッセージに気付いてるのに返事しないところ
喋ったり喋らなくなったりコロコロ変わるところ
すぐに悪い方に考えること
言葉の意味を悪い方に捉えるところ
大事なことを伝えるのはいつも遅いところ
余計な一言が多いところ
何て言ったらいいのか分からなくなるようなことを一人で言ってるところ
矛盾ばっかでめちゃくちゃなことを言ってるところ
自分の言った言葉に責任感がないところ
いつも勝手なところ
毎日寂しくて傍に誰かがいてほしいと思ってるところ
一人になると色々なことを考えてしまうところ
伝えたいことは沢山あるのに伝えたいことが一つにまとめられないところ
後悔するだけだと分かっているのに自ら「後悔」する方を選んでしまうところ
嫌なことや悲しいことを忘れられないところ
誰かに言われたことやされたことを今も引きづってること
何かあるとやっぱり僕は嫌われてるんだって考えてしまうところ
君が必要としてくれているのに消えたくなること
声がキモイところ
顔も身体も生ゴミみたいなところ
痩せても何も変わらないところ
人が居る場所にいるといろんなことを気にしてしまうところ
大きい声や人の笑い声や車の音バイクが怖いところ
冷たくされていないかもしれないのに相手の表情を見てると冷たくされてると感じること
信頼できる相手でも顔を見て、何を考えてるのか分からなくて「怖い」「僕のこと嫌いなのかな」って考えて少し不安になるところ
自分はメッセージにあまり返事しない癖に返事がないと不安になるところ
妄想ばかりしてるところ
独りなのに自分でもう一人の誰かを創って一人で寂しく喋ってるところ
メガネださいしキモイしうざいし全部がコンプレックスなところ
承認欲求が強いところ
人の迷惑とかすぐに気付けないところ(僕の存在自体が迷惑)
落ちつかない時身体が揺れそうになるところ
あることないこと考えてしまうところ
楽しそうに笑う人たちを見て羨ましくなるところ
過去に我慢できてたことが今になって我慢できなくなってしまうところ
人に執着しすぎておかしなことばかり言ってるところ
嘘つきなところ
自分を取り繕ってまでも誰かに愛されたかったこと
本当に僕のことを好きなのか確かめたくてあえて心配になるようなことを言ってたところ
君の本心を聞く前から自分で君の本心を勝手に作ってたこと
弱い自分を見せないようにするために友達がいるとか、ささいな「嘘」をついてたこと
寂しくなったら過去のことばかり考えてそれを理由に誰かに縋りたいなって思ってたこと
理想の自分を演じれば誰かが僕のことを愛してくれると思って、理想の自分を演じ続けて本当の自分を見失ってしまったこと
僕自身をよく見せるために取り繕ってたんじゃなくて、誰かに愛してもらいたかったから誰の前でも、取り繕ってたこと
裏切りたくて嘘を言ってたんじゃなくて本当の自分を見せるのが怖かったから、嘘をつき続けて君に隣に居て欲しかったこと
君への想いを伝えなければ伝えないほどいろんな想いが溢れて一人になって爆発してしまうところ
一人で考えても何も変わらないと分かっているのに一人で考えることが止められないところ
嫌われるのは怖いはずなのに僕のことを悪く言って貶し笑ってくる人たちのことは許してしまうところ
誰かが「いいところ」だと言ってくれることも僕にとっては『悪いところ』だと思ってしまうところ
たまに自分がわからなくなってこんな僕なら消えてしまえばいいのにと思ってしまうところ
僕から離れても何もなかった頃に戻るだけで余計に寂しくなるだけなのに君から離れようなんて一度でも考えてしまったところ
誰かに悪く言われるのは傷つくし、悲しくなるのに自分で自分のことを悪く言うのはやめられないところ
他人は他人、自分は自分って割り切るしかないのに、やっぱり気にしてしまうところ
気にしていないフリをするけど本当はすごく気になってしまってるところ
周りの人は自分のいいところばかり見つけられるのに僕は自分の悪いところしか見つけられないところ
誰にも迷惑かけてないはずなのに、その冷たい視線や、何考えてるのか分からない顔が僕のことを「邪魔」だと言っているように感じてずっと痛いこと
何も考えずに楽に生きたいのに頭の中はいつも空っぽにはなってくれないこと

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投稿日時:2023-09-12 20:05
投稿者:僕

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