もしもパルデア四天王がシェアハウスをしていたら。第二十一話
ポピーの要望により、映画館に行くことになった四天王!まずは見る作品について知るところから始めるようで……?
- 映画館に行こう!
- (⚠️映画名は災厄ポケモンを元にした捏造内での映画です⚠️)
- チリちゃんチリちゃん!
ポピー
- んー?どないしたんポピー
チリ
- ポピー、えいがを見に行きたいのです!
ポピー
- あ〜…そういえばこの前映画見た時ポピー寝てもうたんやったな……
チリ
- はい!だからえいがかんに行って
見てみたいのです!
ポピー
- なるほどなぁ…
チリ
- よっし!ならチリちゃんが
アオキさんとハッサクさんに交渉してくるわ!
チリ
- ……!いいんですの?
ポピー
- もちろんやで!かわええポピーの
頼みやからな!
チリ
- ありがとうございますですの!
チリちゃん!!
ポピー
- なはは!いいってことよ!
チリ
- 話は聞かせて貰いましたよ。
アオキ
- ドアを突き破るレベルの勢いで
ドアを開くアオキ。
- こらアオキ!ドアを足で開くのは
品がありませんですよ!
ハッサク
- あ、小生も映画の話は盗み聞きになりますが聞かせて頂きました!
ハッサク
- アオキの後ろから
ひょこっと顔を覗かせるハッサク。
- ところで…ポピーさんは
何の映画を見たいんですか?
アオキ
- ええっと…「四災の歴史」ですの!
ポピー
- ……四災?
チリ
- かつて東の国から「器、剣、木簡、勾玉」の4つの宝が伝わって、異国好きなとある王が、大金をはたいて買ったんですよね。
ハッサク
- そしてその4つの宝には、元々使われていた器物の中に、人間の負の感情が宿り誕生した、怨霊、付喪神なんですよね。
ハッサク
- あー!なんか思い出したかもしれん!
チリ
- 王が宝を手に入れた夜、彼の欲望に当てられたことでついに災いとして目覚め、王城を一夜にして破壊。その後欲望のまま厄災を振り撒きながら好き勝手暴れ回っていたが、高名なポケモン使いによって鎮められてパルデア各地の4か所の祠に封印された……
ハッサク
- いや長いな……
チリ
- …そんな災厄の歴史…難しそうな内容になりそうですね。
アオキ
- まぁ……とりあえず見に行ってみようや!百聞は一見にしかず!やしな!
チリ
- はい!しゅっぱつしんこーですの!
ポピー
- 続く!