もしもパルデア四天王がシェアハウスをしていたら。第十八話
何とか作るところまで漕ぎ着けた四天王。ポピーの望んだケーキを作ることは出来るのか……!?
- お菓子作りをしよう!!その3
- ポピーの要望通りに作る四天王。
- いいですかポピー、包丁で切る時は、ニャオハのように手を丸めて、手を切らないようにするのですよ!
ハッサク
- は、はいですの!
ポピー
- ハッサクと協力して、
果物を切っていくポピー。
- おぉ!ポピー上手いで!
これはプロなれるわ!
チリ
- えへへ…!
もっとキレイにきってみせますの!
ポピー
- せやな!その意気やで〜!
チリ
- ……もうかき混ぜていいのですか?
アオキ
- はい、そろそろ頃合かと!
ハッサク
- この日の為に…カエデさんにメニューを頼んで正解でした。
アオキ
- おおきに、アオキさん!
チリ
- …はい、喜んで頂けて何よりです。
アオキ
- 全部くだもの切り終わりましたの!
ポピー
- よく頑張りましたね!
えらいえらいですよ!
ハッサク
- よし、あとはこの生地を焼いて、
クリーム塗りたくってデコればええんやな!
チリ
- ━━━━━━━━━━━━━━━
- ……500Wで5分……
ハッサク
- なら600Wでやれば2.5分ですね!(?)
ハッサク
- いやはや、まさか時短できるなんて…
ハッサク
- え?
アオキ
- どうしましたアオキ?
ハッサク
- あの…ハッサクさん。
アオキ
- 多分思考回路的には合ってるんですけど…
アオキ
- 現実的にはそれやると焦げます。
アオキ
- …………!?!?
ハッサク
- そうなんですね……!
では大人しく500Wで……
ハッサク
- (よかった……)
アオキ
- ━━━━━━━━━━━━━━━
- うーん……
チリ
- どうしたんですか?チリさん
アオキ
- いや……ハッサクさんが焼いてくれた生地にクリーム塗りたくってホイップとかなんとかやればええのは分かるねんけど…
チリ
- チリちゃん、こういうの苦手なん…
チリ
- ちょこっと塗ろうと思たら
ぐっちょぐちょになるねんな…
チリ
- ……なら、自分とやってみます?
アオキ
- ……ほんまに?おおきに、
アオキさん!
チリ
- ……こちらこそ。
アオキ
- 二人共楽しそうにクリームを塗っている。
- その二人を隣で眺めながらもう一枚の生地にクリームを塗るポピーとハッサク。
- あの二人、お似合いですね。
ハッサク
- ポピー、二人には幸せになって欲しいのですー!
ポピー
- その言い方だとまるでポピーがどちらかのお母さんみたいですね……
ハッサク
- ならハッサクおじちゃんはおとーさまですの!
ポピー
- なるほど!!!
ハッサク
- そしてチリとアオキ。
- あの二人…普通にじっちゃんと孫にしか見えへんわ……
チリ
- …仲良いですよね。
アオキ
- 続く!!