もしもパルデア四天王がシェアハウスをしていたら。第八話
- またまた数分後
- …チリちゃん正直ダイエット舐めてたわ…
チリ
- 普通にキツイやないか……
チリ
- それに体力に関してはポピーよりもないなんて……
チリ
- 年上として恥ずかしいわぁ……
チリ
- まぁまぁ…走ればいずれ体力もつきますよ。
ハッサク
- ハッサクさんなんてドンドン前に走ってくし……
チリ
- バカデカい声で『がんばれ!がんばれ!』なんて言われたからホンマにびっくりしたわ……
チリ
- それについチリちゃんツッコミしてもうたし…絶対アカデミーの中でも聞こえてるやろ……
チリ
- ……明日絶対タイム先生に叱られると思います……
ハッサク
- もう今から謝って来たらどうです?
チリ
- やめときます
ハッサク
- 即答すな……
チリ
- あれ…そういえばポピーとアオキさんは?
チリ
- 2人はもう先に行きましたよ。
ハッサク
- !?!?うせやろ!?
チリ
- あなたが途中で倒れたのでここまで運んできたのです。
ハッサク
- ……すんません……
チリ
- 大丈夫ですよ、こんな無理難題にしてしまったのは小生ですから。
ハッサク
- ハッサクさんは何も悪かないで。無茶言ってランニングに巻き込んだのはチリちゃんやから。
チリ
- ゆっくり歩きましょうか。
ハッサク
- …せやな!ありがとうハッサクさん、ちょっと重たい空気になってもうたわ
チリ
- チリちゃ〜ん!!ハッサクおじちゃん!!
ポピー
- あれ?なんでポピーの声が……?
チリ
- 後ろを振り向くと、紙袋や風呂敷を持ったポピーとアオキが手を振っていた
- どうして戻って来たのです?それに風呂敷を持って……
ハッサク
- せやで!チリちゃん遅くなってまうから家に先帰っててもよかったんに……
チリ
- …いつもお世話になってますし…それに放っておいては失礼ですから。
アオキ
- なのでおうちから少〜しだけ、お水とおにぎり持って来ましたの!
ポピー
- そうだったのですね……ありがとうございますですよ、二人共。
ハッサク
- ……ありがとうなぁ〜!ポピーにアオキさぁん!!
チリ
- …ここからなら歩いてでも10分ほどで家に着くかと。
アオキ
- 運動は大変なので、食事制限にしてみますか?いかがです?
ハッサク
- それならチリちゃんも大丈夫そうや!ありがとうな、ハッサクさん!
チリ
- でもなんだかんだポピー楽しかったですの!
ポピー
- ……せやな!ありがとう、三人とも!チリちゃんも頑張るわ!
チリ
- ━━━━━━━━━━━━━━━
- 数週間後、あれから食事制限をし、ダイエットに励んだチリ。
- ……よっしゃ〜!!!
チリ
- ……!どうしましたか?
ハッサク
- やっと……やっと!!タコパ前の時よりも痩せることが出来たんよ〜!!
チリ
- おめでとうございます。
アオキ
- チリちゃん凄いですの!!!
ポピー
- よく頑張りましたね!偉い偉いですよ!
ハッサク
- なはは…嬉しいけどちょっと気恥しいな…
チリ
- それにこれからは食事制限をつけたりしながら食べるようにするわ!
チリ
- 目指せスリムボディやで〜!!
チリ
- 皆さんも食べ過ぎは気を付けましょう!
目指せ健康第一!