「僕はいつまで頑張ればいいの…?」4話「危機」
この作品は黄くんが嫌われている作品です。黄くん推しの方は気をつけて読んでください。
- 4話
- あの時止めればよかった…
赤くん
- …
黄くん
- 赤…ありがとうっ…
黄くん
- うん…。でも結果的にまだ暴力は止められてないから俺と黄くんで頑張ろう…
赤くん
- うん…。
黄くん
- こんな感じで僕は赤に守られながら生活した。
- おい。お前また赤にやらせてんの?
桃くん
- だから俺が作ったんだって。
赤くん
- 黄は?
桃くん
- 期末テストで忙しいんだって。
赤くん
- あー…もうそろそろ冬休みか…
桃くん
- 赤。行きたいところあるか?
桃くん
- 俺は特に…ない。
赤くん
- そっか。
桃くん
- 冬休み
- おい。黄。冬休みやからってサボるんやないぞ。
橙くん
- ふわぁ…〜どうしたの橙兄。
赤くん
- 赤か。起こしてごめんな。
橙くん
- ううん。朝ご飯は俺が作るよ。
赤くん
- 年明け
- 今年は嫌われないといいな…
黄くん
- ねぇねぇ!黄くん!おみくじ、引く?
赤くん
- うん。
黄くん
- せーの!
赤くん
- ぱっ!
こーかON(名前どした?)
- 赤:大吉
黄:凶
- 今年も運ないのかな…
黄くん
- 大丈夫だよ。黄くん。俺の大吉分けたら、同じくらいになるよ。
赤くん
- そうだね!
黄くん
- 冬休み明け
- ねぇねぇ!黄ーくん!今日一緒に帰ろ?
赤くん
- ごめん。放課後、用事あるんだ。
黄くん
- えー。俺も行こうか〜?
赤くん
- いや。大丈夫だよ。
黄くん
- どうせ
赤くん
- 「いじめ」でしょ?
赤くん
- なんでそのこと…
黄くん
- そんなやつ気にしないで帰ろ?
赤くん
- でも明日…
黄くん
- その時は俺がなんとかするよ。
赤くん
- 次の日
- おい。黄。昨日なんで来なかった?
阿保子(いじめっ子)
- 昨日来なかった分。
運子(いじめっ子)
- 今日酷くするよ?
糞子(いじめっ子)
- す…すみません。
黄くん
- 同年代なのにいつから敬語使うようになったのよ。気持ち悪っ。
阿保子(いじめっ子)
- まぁ私たちが高嶺の花なのかもしれないわw
運子(いじめっ子)
- じゃあさっそく屋上に…
糞子(いじめっ子)
- あのー先輩ー
???
- あら。どうしたの赤くん?
阿保子(いじめっ子)
- お兄ちゃん。最近用事が忙しくて…今日も忙しいらしいので迎えに来ました。
赤くん
- そうなのね。
運子(いじめっ子)
- なら仕方ないわ。
糞子(いじめっ子)
- じゃあ気をつけて帰るのよ。
阿保子(いじめっ子)
- はーい。
赤くん
- …
黄くん
- 本当に赤に感謝しなきゃ…
- …
- …
- …
- …
- ある日の朝…
- リビングには誰もいなかった。
- みんなどうしたんだろう。
- と思いながら二階に戻る。
- すると赤の部屋からみんなの声が聞こえてきた
- その場に行くとみんなから疑問の目で見られると思うので盗み聞きをすることにした。
- 赤…大丈夫か?!
橙くん
- 赤くん…泣
青くん
- ゴホゴホ…うっ…
赤くん
- 袋?はい。
桃くん
- ゴホゴホ…ゔぇ…
赤くん
- …血?!
橙くん
- 早く病院に行かなきゃ…
桃くん
- 赤くん…もう行っちゃうの…泣
青くん
- バタバタ…
全員
- どうしよう…僕のせいだ。
- 僕が生きているせいで赤は僕を守らないといけないんだ。
- 無理に動いたせいで…
- これからどうすればいいの…泣
黄くん
- 俺と桃で病院に行く。青は先生に電話してくれ。
橙くん
- わかった…
青くん
- 僕は学校に行った。
- 昼休みになったタイミングで学校に連絡が来た。
- えっ…心臓病の末期だって…
黄くん
- そうらしい。だから今日はそうt…
モブ(雑用係)
- うっ…クラクラ…
黄くん
- バタン!
- 黄?!
モブ(雑用係)
- 続く