振られる覚悟で告白したらご令嬢と付き合いました#1
夢小説とゆっくり茶番劇を混ぜたような感じです!
- この世界には顔がとてつもなくいい人間ととてつもなく悪い人間とどちらでもなかったりそうでもないと言う人間がいる
- 男は美人な奴が好きで
- 女はイケメンな奴が好きだ
- 俺は良くも悪くも普通の顔立ちなので
- 別に目立つこともないのだが
- この学園にはとてつもない美少女がいる
- その名をアイというそうなのだが
- 貴族のご令嬢で告白して振られた男はうじゃうじゃと
- しつこすぎて痛い目に遭わされた奴もいるようだ
- 俺は今からその先輩に告白しに行こうと思う
- お前は馬鹿なのか、という人もいるだろう
- だが、小さい頃その先輩に助けられたのだ
- ヤクザにいじめられそうな時に助けてくれたのだ
- 振られる覚悟で行こうと思う
- 放課後
- (先輩のクラスはーここか
イア
- どうやら先輩しかいないようだ
イア
- 都合がいいな)
イア
- (これなら周りの目を気にすることなく告白できる)
イア
- トコトコ
- 先輩!僕と付き合ってくれませんか!
イア
- (振られる覚悟で告白した)
イア
- あなた、、、その首、
アイ
- いいですよ
アイ
- (ん)
イア
- (気のせいかな)
イア
- 気に入ったわ
アイ
- (え、えぇぇぇぇ!)
イア
- いいんですか!?
イア
- いいわよ、私が子供の頃に助けた子よね?
アイ
- はい、、それで告白を、、、
イア
- なんで私が助けたか知ってる?
アイ
- いや、、、
イア
- あなたのその首の薔薇が気に入ったのよ
アイ
- これですか?
イア
- ええ、私は元々薔薇が好きでね
アイ
- うちの城の庭にも薔薇が咲いているのよ
アイ
- だからいいわよ
アイ
- これからどこか行く?いわゆるデートってやつね
アイ
- 先輩の家ってお城で広いんですよね?行ってみたいです
イア
- おうちデート、斬新で楽しそうだわ
アイ
- あと、家では友達という設定にしてちょうだい
アイ
- ?わかりました
イア
- 次回、アイの城探索