上司と、部下の話
- 先輩!いらっしゃいますカ!!
共工
- …………。
朔雲
- 先輩?先輩!!
共工
- あ!共工さん!!朔雲様は、いらっしゃったんすか??
鯀
- なんだ…騒々しい。
朔雲
- 先輩!アァ、良かっタ!あの件についてご相談が…。
共工
- あの件、か。何か問題でもおきたか?
朔雲
- いえ…実はあの件について…東王父様が気づいてしまったのではないかト…噂ガ…
共工
- あー。確かに!それはマズイんじゃないかって話題っすよね!!
鯀
- 渾沌様も、珍しく慌ててましたもん!
鯀
- なら何故、対応しないのだ。
朔雲
- 気づかれてしまったという噂が流れてしまうということは、お前達の監督不行き届きという事になる。分かっておるのか?
朔雲
- わ、分かっておりマス……申し訳ございませン…。
共工
- 今、双子達にも協力させ、東王父様の誤解を解いておりマス。
共工
- それは…それで。怪しいっすよ。共工サン。
鯀
- 鯀!!
共工
- 口を慎め、お前ら。この件に関してはほとぼりが完全に冷めた後、再度報告を行え。
朔雲
- それ迄、一切連絡は受け付けん。いいな。
朔雲
- か、畏まりましタ!朔雲様!!
共工
- ………あーぁ。朔雲様、怒っちゃったッスね……
鯀
- 貴方が余計な事を!!!
共工
- ………なんて、こんな事をしてる場合では、無かったデスね………取り敢えず急ぎますヨ!!
共工
- はいっス!!
鯀
- [共工さんと鯀さんが退室しました。]
- ………。やはり、神月の誕生日を祝うなど…。慣れぬ事は、難しいモノだな……。
朔雲
- ふふふ。朔雲も悩んでおるようだ。まぁ……皆で悩み、協力し合おうぞ。
饕餮
- ふん。分かっている……。
朔雲