Loading...

ひとり劇場

上司と、部下の話

共工
先輩!いらっしゃいますカ!!
朔雲
…………。
共工
先輩?先輩!!
あ!共工さん!!朔雲様は、いらっしゃったんすか??
朔雲
なんだ…騒々しい。
共工
先輩!アァ、良かっタ!あの件についてご相談が…。
朔雲
あの件、か。何か問題でもおきたか?
共工
いえ…実はあの件について…東王父様が気づいてしまったのではないかト…噂ガ…
あー。確かに!それはマズイんじゃないかって話題っすよね!!
渾沌様も、珍しく慌ててましたもん!
朔雲
なら何故、対応しないのだ。
朔雲
気づかれてしまったという噂が流れてしまうということは、お前達の監督不行き届きという事になる。分かっておるのか?
共工
わ、分かっておりマス……申し訳ございませン…。
共工
今、双子達にも協力させ、東王父様の誤解を解いておりマス。
それは…それで。怪しいっすよ。共工サン。
共工
鯀!!
朔雲
口を慎め、お前ら。この件に関してはほとぼりが完全に冷めた後、再度報告を行え。
朔雲
それ迄、一切連絡は受け付けん。いいな。
共工
か、畏まりましタ!朔雲様!!
………あーぁ。朔雲様、怒っちゃったッスね……
共工
貴方が余計な事を!!!
共工
………なんて、こんな事をしてる場合では、無かったデスね………取り敢えず急ぎますヨ!!
はいっス!!
[共工さんと鯀さんが退室しました。]
朔雲
………。やはり、神月の誕生日を祝うなど…。慣れぬ事は、難しいモノだな……。
饕餮
ふふふ。朔雲も悩んでおるようだ。まぁ……皆で悩み、協力し合おうぞ。
朔雲
ふん。分かっている……。

1  

投稿日時:2016-07-14 23:17
投稿者:ヒサギ

> ヒサギさんの作品一覧をみる

↑このページの先頭に戻る