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ひとり劇場

おまけ

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ーフフ
まるでB級日常アニメの一コマのような映像が流れたあと愛用のパソコンの画面にノイズが流れ、最終的には予測不可能な文字で溢れかえっていた。
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ーフフフフ、あはは、あはっあはははははははは‼️w www!!¿‼️!!w
暗闇のなかさまざまな液晶画面の色のみが浮かぶ空間の中で、バグったパソコンをみてはこらえていた笑いを一気に外に吐き出すようにして大爆笑をする1人(?¿)の人間の姿。
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あー〜あ、フフ、ーサイコーだった…
バグり散らかしたパソコンをパタンと閉じてここ数週間かぶりっぱなしだったフードをとる。
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…いやぁにしてもほんとに久しぶりだなぁ【みんな】。フフどうしよ笑い止まんないわこれ。
ぐぐっと両手を上に向けて思いっきり伸びをするーー少女のような少年のようなどちらともいえるような姿をしている人間の姿の《それ》は、そう言いながら伸ばした手を口元に持っていくとついついこぼれ落ちる笑みを抑える
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…てか、ほんと何年ぶり?んーたしかひぃ、ふぅ、みぃ……あっ❗️
「 ポン !」と手を叩く《それ》
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ー【248】年ぶり…??フフフそーだそーだそーだ!!!!!!ーフフフフ、なんだ割と経ってないもんじゃん?
そういうと《それ》は力が抜けたようにギィと音を立てながらもう何十回買い替えたかわからない椅子に座り直す
《それ》は263年前にこの地に産まれた。そして15の時に先ほどまで画面に写っていた【6人の少年少女】と行動を共にしていた。
しかし濃い一日を過ごした代償か、一年もしないうちに彼らは各々で行動するようになり、一緒に過ごす時間はあっという間になくなった。
そしてそれからウン十年。7人から6人、6人から4人…とそれぞれが異る年齢異なる場所異なる死に方をしていった。そして最後の1人になるのは1人の【少女だった。】
【少女だった】《それ》は長い月日をかけて人体実験、伝説扱いの不老不死研究を多くの人体、あるいは自分の体そのものを使って現在の『老いない身体』を作り上げた。あの時の少女の形をした《それ》の身体は身体とは言ってもそのほとんどが人工物で出来上がっているような代物だが。
しかし、【老いない入れ物】を手に入れた《それ》は命を削ってつくりあげるスリル(人体実験、目標に向けての危険な実験をする意味)を失ってしまった。
7人で過ごした日常に満ち溢れていたそんなスリル、面白さがメンバーがいなくなっていく(死んでいく)と共に無くなってしまった時と同じ恐怖に2度も囲まれることになった。
《それ》の一番の恐怖は【退屈】だった
《それ》は無限の命はあのメンバーがいない世界では何ら意味をなさないと考えるようになった。
むしろ自分自信を【退屈】と言うしがらみに縛り付けてしまったことに気づいた。
ーそして《それ》からは徐々に感情がなくなっていった
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ー…そんな日々から何百年…僕《私》【❔¿?】の耳にこんな情報が入ってきた。
いや見つけたのだ。
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【あの頃のメンバーが同じ地で同じ時に生まれ変わってこの地に堕ちた】…と。
そうしてあの時仲間だった彼らは

今から《M》のおもちゃになるのだった
--¿?END 1¿¿❔

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投稿日時:2022-08-31 18:11
投稿者:。
閲覧数:46

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