twst オクタと過ごす冬休み⑬
オリキャラと監督生がいる4章裏側if話
- オクタと過ごす冬休み⑬
- ジャミルの回復祝いの宴から
帰ってきた一同
- は〜楽しかった!
フロイド
- そうですね。あんなに賑やかな冬季休暇は今までありませんでした。
ジェイド
- たまにはああいうのも良いですね。
アズール
- コウイカちゃんの料理も好評だったし
フロイド
- えぇ、山賊焼きでしたっけ?美味しかったです。
アズール
- 時間が無かったので大皿料理で茶色ばっかになってしまいましたけど。
炉岐
- やはり男の子は肉好きだろうと思いまして。あれなら量も嵩みますし、手間も少ないんですよ。
炉岐
- ジャミルさんも興味持ってましたね。
ジェイド
- レシピ聞かれたので教えました。
普段からかなり苦労されてるみたいで、明日お手伝い行ってきます。
炉岐
- 仲良くなるの早くないですか?
アズール
- アズールはウミヘビくんに嫌がられてるもんね。
フロイド
- 人を頼るの苦手そうですよねジャミルさん
炉岐
- なるほど。言われてみれば。
ジェイド
- つまり、さり気なく相談に乗ってあげれば良いんですね!
アズール
- 部活の時、魂胆見え見えだからアズールとは友人になれないって言ってたよ
フロイド
- ンフッ
ジェイド
- なんとなく情景浮かびます……
炉岐
- 酷くないですか?
アズール
- ま〜アズールが信用されないのはいつもの事として、コウイカちゃん女ってバレなかったねぇ。
フロイド
- そうですね。ジャミルさんとカリムさん以外にはバレてないと思います。
炉岐
- …ジャミルさんはともかくカリムさんも気付いてましたか。
アズール
- 妙な勘違いしてそうですが、事情があって男装している点については理解してくれましたので問題無いかと。
炉岐
- 寮長、副寮長クラスはやはり騙せませんね。
ジェイド
- けれど、あの炎天下でもメイク崩れなかったですし、自信は付きました!
炉岐
- ほとんどフロイドといて牽制されてたのもありますが、炉岐さんの振る舞いが上手いからでしょうね。流石忍です。
ジェイド
- ありがとうございます。
そうそう、どちらかと言うと、御三方の友人と言う点について皆さんから不審がられましたね。
炉岐
- 特にエースくんとデュースくん!
信じられない、って顔して面白かったですね。
炉岐
- お二人に炉岐さんを怪しまれた時は身が縮む思いでしたよ。
アズール
- 監督生さんもかなり怪しんでましたね。僕たちだって友人くらいいますのに。
ジェイド
- 俺たち信用無さすぎじゃね?
フロイド
- 皆さんの周囲からの評価がはっきり分かりました。
弱み握られてないかとかめちゃくちゃ心配されましたよ?
炉岐
- 僕らは公平に取引してるだけなんですけどねぇ。
アズール
- あの状況下でカリムさんだけが変わらず信じてくれましたね。流石王族とでも言いましょうか。
ジェイド
- カリムさん、本当に気前の良い活発な方でしたね。純真で、場を盛り上げるのが上手で、集まっていた皆さんとは雰囲気が異なりましたね。
炉岐
- それと監督生くん!あんなに可愛らしい子だなんて思わなかったです。
しかもめちゃくちゃ良い子。
炉岐
- 監督生くんのことが心配でわざわざ来るエースくんとデュースくんも友達思いで、あの3人随分仲が良いですね。指摘されて照れてるのとっても可愛かったです!
炉岐
- 炉岐さんにも楽しんでいただけたようで何よりです。提案したかいがありました。
アズール
- ですが、変に動き回らないで下さいよ。リスクが少ないに越したこと無いんですから。
アズール
- ちぇ、今度校舎で鬼ごっこしようと思ったのに。
フロイド
- またやるんですか!?
炉岐
- 帰ってない他の寮生だって居るんですから室内だけはやめて下さい。
アズール
- 室外でも鬼ごっこしたらバレるリスク高いですよ!!
炉岐
- まぁ、バレたところで異世界に帰ってしまうんですし構わないと思いますよ。
ジェイド
- ウィンターホリデーもあと半分ですね。
名残惜しいですが仕方ありません。
アズール
- あー、あの、それなんですが……もしかしたらホリデー内で帰れない可能性がありまして……
炉岐
- そーなの?
フロイド
- 元いた世界よりも、力が溜まるのがここは遅くて……
炉岐
- おやおや、困りましたね
ジェイド
- 学園長からはホリデーの間という事でお話いただいていましたし、うちの寮生も帰ってきますと秘密は難しくなりますね。
アズール
- 僕達は勉学やラウンジの運営もありますからずっとフォローは出来ないですし。
ジェイド
- このまま皆さんにご迷惑掛けるのも申し訳無いので、学園長さんに相談したいんですが……
炉岐
- えー、良いじゃんこのまま居れば。コウイカちゃん気配消すの上手いしバレないでしょ。
フロイド
- まぁ、やろうと思えば出来ますけど。その場合、七不思議になれる自信はあります。
炉岐
- なに馬鹿なこと言ってるんですか。そんな事になったら……
アズール
- お?
フロイド
- 何か思いつきましたか?
ジェイド
- ラウンジの名物として繁盛しそうじゃないですか!
アズール
- 客寄せパンダですか?
構いませんけど。
炉岐
- 即答なのウケるwww
フロイド
- こんな面倒案件抱えてくれるだけで助かるので何でもしますよ。
炉岐
- 経験から来る説得力が違いますね。
ジェイド
- ゴーストが厨房で働けるんです。ラウンジの臨時従業員として雇いましょう!学園長に相談します!
アズール
- わー、行動が早い。
流石アズールさん、利益になると分かると俊敏。
炉岐
- 面白いよねぇ、アズール。
フロイド
- 炉岐さんも言うようになりましたね。
ジェイド
- こうしてまた時間は過ぎる