【プロセカ】僕の太陽だった少女。
若干の死ネタ、司えむ、咲希司があります!
- 俺の太陽だった少女。
天馬司
- 日常の崩壊_
天馬司
- ◇学校の帰り
天馬司
- 全く...なんでまたえむは侵入したんだ
天馬司
- だって司くん達に会いたいもん!
鳳えむ
- 聞いてる訳ではないのだが...
天馬司
- やれやれ
天馬司
- ...( ゚∀ ゚)ハッ!
天馬司
- (車がすぐそこまで来る)
鳳えむ
- えむ、危ない!
天馬司
- ...!?
天馬司
- ( ◜ཫ◝)ヴッ
鳳えむ
- えむ!
天馬司
- 助けきれなかった...
天馬司
- おい、意識はあるのか!
天馬司
- え、あ、えっと
天馬司
- 救急車
天馬司
- ◇病院
天馬司
- えむ...目を覚ましてくれよ...えむ
天馬司
- 連絡されて来たら...えむくん...
神代類
- 目を覚ましてくれ...
神代類
- 私の唯一の友達なのに...
草薙寧々
- お願いだ...起きてくれ...
天馬司
- プー(息絶える音)
天馬司
- えむー!
天馬司
- そんな...そんな、あぁぁぁぁ
草薙寧々
- えむくん...
神代類
- 俺の...俺のせいだ
天馬司
- 俺がえむを...庇いきれなかったからだ...
天馬司
- くそ...くそっ!
天馬司
- 司くん...落ち着いて(´╥ ̫ ╥` )
神代類
- ...もういいや、
天馬司
- え?
草薙寧々
- 俺が庇いきれなかったんだ...その罪を償わないと
天馬司
- 早まるんじゃないよ...
神代類
- 俺のせいで...俺のせいで
天馬司
- その日は泣きながら帰った
神代類
- 翌日
天馬司
- ◇病院
天馬司
- えむ...
天馬司
- (思い出が蘇る)
天馬司
- 回想
天馬司
- つーかーさーくんっ!
鳳えむ
- おわっ!
天馬司
- 急に抱きつくな!
天馬司
- えへへっ(*ˊ꒳ˋ*)
鳳えむ
- はぁ...
天馬司
- ◇現実
天馬司
- 最初は鬱陶しいとも思ってたが...
天馬司
- 今になると...それが大切な一時だったんだなと分かったよ
天馬司
- えむ...目を覚ましてくれ
天馬司
- お兄ちゃん...?
天馬咲希
- 咲希...なんでここに
天馬司
- 丁度ここ、昔の私の病室だったし、見に来たの
天馬咲希
- (そうか...えむは、咲希のベットで)
天馬司
- ...ごめんな、咲希
天馬司
- なんで私に謝るの?
天馬咲希
- 俺は、友達を庇えなかったんだ
天馬司
- まさか...その友達って
天馬咲希
- えむのことだ
天馬司
- こんな...友達を庇いきれないかっこ悪い兄で悪かったな
天馬司
- いや、お兄ちゃんはかっこいいよ
天馬咲希
- ...え?
天馬司
- 大切な友達を助けようとしたんでしょ?それはかっこいい事だと思うよ、
天馬咲希
- 咲希...
天馬司
- それより、えむちゃん...
天馬咲希
- ううっ...😭
天馬咲希
- (なるほど、咲希はえむと友達だったのか...)
天馬司
- (本当に、俺は咲希までも悲しませた、ダメダメな兄だ)
天馬司
- えむっ....😭
天馬司
- ◇学校の屋上
天馬司
- ...えむ
天馬司
- えむ、俺もそっちに行くよ
天馬司
- はぁ、はぁ!
神代類
- 司!
草薙寧々
- まさか、後追いなんてこと考えてないよね?
神代類
- 類...正解だ
天馬司
- やっぱりか!
神代類
- 馬鹿な真似はやめて、早くこっちに戻って!
神代類
- ...それは無理だ
天馬司
- なんでだ!
神代類
- えむを守れなかった挙句、咲希まで悲しませた!
天馬司
- 俺に...生きてる資格はない
天馬司
- お兄ちゃん!
天馬咲希
- 咲希!?
天馬司
- そんなバカなことやめてよ!
天馬咲希
- えむだって、そんなこと望んでないはずだよ!
天馬咲希
- ...そうだな、確かに咲希の言う通りだ
天馬司
- 俺が間違ってた。
天馬司
- 良かった...
神代類
- 今戻る!
天馬司
- って...え?
天馬司
- (今、俺はギリギリ生きてるが、いつ落ちるかわからない。)
天馬司
- ...くん
鳳えむ
- え?
天馬司
- 司くん!
鳳えむ
- ...えむ
天馬司
- なんで...ここに
天馬司
- それは後の話だよ!
鳳えむ
- 司くん!今助けるから待っててね!
鳳えむ
- ごめんな、えむ
天馬司
- もう俺は、限界だ
天馬司
- (あぁ、俺、ここで消えるんだな)
天馬司
- ー病院で、目を覚ました。
鳳えむ
- ん...
天馬司
- 俺...生きてる、のか?
天馬司
- 司くん!
鳳えむ
- お兄ちゃん!
天馬咲希
- おわっ!
天馬司
- 目がざめでよがっだよぉぉお
鳳えむ
- お兄ちゃんがいぎででよがっだぁぁあ
天馬咲希
- ...安心しろ、スターはこんなとこで倒れない!
天馬司
- 後、えむ
天馬司
- 俺が庇いきれなかったせいで痛い思いをさせた。ごめんな
天馬司
- 咲希も、悲しませてすまない
天馬司
- ...いいよ、
鳳えむ
- ...許すに決まってるじゃん
天馬咲希
- ...ありがとう!
天馬司
- ーそこから、入院生活は大変だったが、えむと咲希、それに後から来た類と寧々、クラスメイトのおかげでなんとか乗り切れた
天馬司
- ◇退院後の放課後
天馬司
- えむー!
天馬司
- 何司くん...って!?
鳳えむ
- (ハグをする)
天馬司
- えむ...ほんとに生きてて良かった、
天馬司
- ...こっちも司くんが助かってよかったよ!
鳳えむ
- えむゥゥゥウ
天馬司
- 司ぐぅぅうん
鳳えむ
- お兄ちゃ...って
天馬咲希
- (今は、邪魔しない方が良いかな)
天馬咲希
- ...寧々くん、
神代類
- 何?
草薙寧々
- 君も、交通事故に気をつけてね
神代類
- もちろん、見ているみんなもね
神代類
- ...?
草薙寧々