ゆきゆき
- おっ、あれっ?
お前、ゆきおじゃん!
まさゆき
- えっ。
ゆきお
- うわ〜久しぶり〜!
元気だった?
まさゆき
- えっ、あ、はあ、まあ……。
ゆきお
- 俺のこと覚えてる?
百井正行! 中学一緒だった!
まさゆき
- あ……ああ……お久しぶりです。
まさかこんなところで会うなんて。
ゆきお
- ほんとだよ!
まさかお前とここで会うとはなぁ。
なんかやらかしたの?
まさゆき
- はい、まあ、そうなりますね……正行さんも、何か……?
ゆきお
- 俺は違うよ!
冤罪、冤罪! 酷いと思わない?
どうにかして出られないかなあ……?
まさゆき
- それは……残念ながら、難しいと思いますよ。
ゆきお
- だよねぇ、知ってた。
で、お前は何したの?
まさゆき
- えっ、ああ、僕はその……患者の情報を流してしまって……。
ゆきお
- ふ〜ん……患者?
なに、お前医者か何かなの?
まさゆき
- あ、ええ、まあ、医者……でしたね。
はは……今はただの犯罪者ですよ。
ゆきお
- ああ、だからそんな格好してたのか〜。
すごいね、医者かぁ……ふ〜ん……。
まさゆき
- ……な、なにか?
ゆきお
- ん〜、なんでもないよ!
まあ、こんな場所だけどさ、せっかく会えたんだから、また仲良くしようね!
まさゆき
- え、あっ……はい!
そうですね、仲良くしましょう……。
ゆきお
- よろしく〜!
まさゆき
- よろしくお願いします……。
ゆきお