現代神話物語~第4神~
4話目…少し微糖にしてみました。(甘くするの難しかった…)
- …
- バタン
- …
- もう、誰もいないからびくつかなくてもいいよ
砂川 大地
- び、びくついてなんかないわよ!
草間 雫
- 大地は私に向けて、ものすごく優しい視線を向けてきた…
- 晴は今教室だし…
砂川 大地
- 少しぐらい、見栄を張らなくてもいいよ
砂川 大地
- んなこと大地が言ってくるから、つい涙ぐんでしまった…
- そんな私を大地は包み込むように、そっと抱きしめてくれた…
- すっごいドキドキした…
- …
- しばらくして、私が落ち着くまで待ってくれた大地は
- さぁ見回りに行こう
砂川 大地
- うん…
草間 雫
- 2人は歩き始めた
- …
- ……………
草間 雫
- 私は大地が抱きしめてくれたことで、頭がいっぱいいっぱいだった…
- んなぁ?
砂川 大地
- な、なに!?
草間 雫
- どうしたんだよ?
砂川 大地
- 不思議そうにこっちを見てきた
- あんたのせいよ!ばか!
- まぁ、いいや
砂川 大地
- 生き残り、意外と多くて良かったな
砂川 大地
- そ、そうね
草間 雫
- (多分顔が赤い)私を見て、クスクス笑いながら大地は続けた
- あの雷何だったんだろな?
砂川 大地
- 晴と連動しているように見えた…
砂川 大地
- 私もそこは気になった…
草間 雫
- だよなぁ…
砂川 大地
- まさかの魔術!?とか!?
砂川 大地
- あんた、ホントバカね
草間 雫
- …
- そして私達は外に出ようとした…
- …出ようした…
- 今日は何なの…
砂川 大地
- …百鬼夜行…?
草間 雫
- 外には妖怪達が群がっていた…