家出した○○とすとぷり 2話
- パチッ
○○
- …ん?
○○
- ここ…あ、そうだ
お兄さんたちが………ん〜…
○○
- バタバタ
○○
- ?
○○
- なんかバタバタしてる…
○○
- ガチャ
○○
- …………
○○
- あ、あの…
○○
- !
すとぷり
- ○○ちゃんおはよ〜!
莉犬
- お、おはようございます
○○
- え、えっと…
○○
- あ、自己紹介
ころん
- そうやったな!
ジェル
- じゃあまず俺から!
ななもり。
- 俺はななもり。
この6人兄弟の長男だよ!
なーくんって、呼んでね!
ななもり。
- 俺はさとみ
6人兄弟の次男
さとみでもさとみくんでも
好きなように呼んでね
さとみ
- 俺はジェル
6人兄弟の3男やで!
一人だけ大阪で生まれたん!
ジェルでもジェルくんでも!
なんでも呼んでな!
ジェル
- 俺は莉犬!
6人兄弟の4男!
莉犬でも莉犬くんでも!
好きなように呼んでね!
莉犬
- 僕はころん!
6人兄弟の5男だよ〜!
ころんとかころちゃんとかころんくんとか!
いろんな呼び方あるから
好きなように呼んでね!
ころん
- 僕はるぅとです
6人兄弟の末っ子で、
呼び方はるぅちゃんかるぅとかるぅとくん…の
3パターンが、多いです
なんでも好きなように!
呼んでもらえれば嬉しいです
るぅと
- え……っと、
わたし…は○○です…。
呼び方は…呼び捨て…でも
なん……でも………ゴニョゴニョ
兄弟はいない…です
○○
- よろしくね!
すとぷり
- は、はい…………!
○○
- 急に6人のこと
覚えろっていうのも難しいと思うから
少しずつ知っていってくれたら嬉しいな!
莉犬
- そうだな
さとみ
- わかり…ました
○○
- よし!じゃあ、○○ちゃん
ななもり。
- 少し目、瞑っててくれる?
ななもり。
- ?
○○
- はい…
○○
- キュッ(目を瞑る
○○
- ドキッ
すとぷり
- (え、全力なの可愛い
すとぷり
- (じゃ、なくて!!
すとぷり
- はい!いいよ〜!!!
ななもり。
- そろ…(ゆっくり目を開ける
○○
- !
○○
- じゃじゃーん!
すとぷり
- え!ま!っえ………!
○○
- ww
ころん
- そりゃ混乱しますよねw
るぅと
- そう!○○ちゃんのために!
ななもり。
- 6人でご飯たくさん作っちゃいました!
ななもり。
- (お肉もあるしスープも…
ご飯は卵が入ってる…
なんだろあれ…?
○○
- そわそわ
○○
- w
莉犬
- 食べたいよね!
莉犬
- はい…!とても美味しそうで…
○○
- 美味しいに決まっとる☆
ジェル
- だって
ジェル
- 俺が作ったからな☆
ジェル
- 俺のとこにらを入れろ
さとみ
- 俺らね!w
ころん
- w
るぅと
- (みんな笑顔…すごいなぁ…
○○
- じゃあ○○ちゃんは
ここの席に座って!
ななもり。
- は、はい
○○
- カタンっ(座る
○○
- さぁみんなも席について〜!
ななもり。
- なーくん先生みたいw
莉犬
- たしかになw
ジェル
- はいはいw
ななもり。
- じゃあ、いくよ?
ななもり。
- せーの!
ななもり。
- いただきます!
すとぷり
- い、いただきます!
○○
- (美味しそうだけど…
どれから食べていいのか…
○○
- はい○○ちゃん
さとみ
- 俺が作った豚の角煮
(豚の角煮を○○の取皿に乗せてくれる
さとみ
- あ、ありがとうございます!
○○
- い、いただきます
○○
- 召し上がれ
さとみ
- ぱくっ
○○
- もぐもぐ…
○○
- ドキドキ
さとみ
- !
○○
- 美味しいです!
○○
- ほ、ほんとか…?
さとみ
- はい!
トロトロしてて…味がすごく……な、なんて言えばいいんだろう……?
○○
- w
さとみ
- た、ただ!
ホントに美味しいです!
○○
- よかった
さとみ
- ふ、二口目もいいですか…?
○○
- いいよ
さとみ
- ってか全部食べな?w
さとみ
- え!いいんですか…!?
○○
- っとその前に、
ころん
- お腹いっぱいになられたら
僕らが作ったの食べれなくなるから…
ころん
- 全員分食べてからね!
ころん
- はい…!
○○
- そして全部食べ終わり〜次っ☆
ななもり。
- じゃあ、ごちそうさまでした!
ななもり。
- ごちそうさまでした!
すとぷり
- ごちそうさまでした!
○○
- (幸せいっぱい夢いっぱい…((
○○
- ピーンポーン
○○
- ?
○○
- !
莉犬
- 宅配さんかな?
莉犬
- こんな時間にくるか?
ジェル
- ただいま8時という
設定(((来るか?来ないよな!!
ジェル
- まぁ、俺が出るよ
ななもり。
- あ、ありがとう
莉犬
- ピッ
ななもり。
- は〜い?
ななもり。
- あ、すみません
○○の母ですが
お母さん
- !!!
すとぷり
- ヒュッ
○○
- (お母さん…なんでここに…?
○○
- ○○ここにいますよね?
お母さん
- え、あ、その
ななもり。
- ふらっ…
○○
- ガタッ
○○
- !
お母さん
- ○○!
お母さん
- いるんでしょ!?早く帰るわよ!
人様に迷惑かけて!
なんのつもりなの!
お母さん
- っ〜…
○○
- ○○ちゃん…(抱きしめる
さとみ
- !
○○
- 大丈夫だ…深呼吸
さとみ
- 俺の心拍のリズムに合わせて
さとみ
- すー………はー………
○○
- すー………はー………
○○
- ありがとう…ございます
○○
- おう
さとみ
- ななもり。さん
○○
- !
ななもり。
- (名前………覚えてくれた…
じゃなくて!
ななもり。
- うん?
ななもり。
- お母さんとお話したい…ので
○○
- あっ変わるね
ななもり。
- お母さん
○○
- !
お母さん
- 返事が遅いわよ!
お母さん
- あんたは犬なの!!
すぐ返事くらいしなさいよ!
お母さん
- お母さん
○○
- あのね
○○
- 私、お母さんと一緒にいたくない
○○
- なっ、なんていう口をきくの!?
お母さん
- だって、お母さん…
変わっちゃった…
○○
- !
すとぷり
- 前…………お母さん…は
優しくて…笑顔が魅力的な人だった…
○○
- お父さんの……死は…。
悲しいの…すごくわかる…
お母さん……一番愛してたもんね…
○○
- っ
お母さん
- でも……!
それでも………わたし……
前のままのお母さんに…
会いたかった…
○○
- で、でもよ!
お母さん
- ○○、あなたを守れるのは、アタシだけよ?
お母さん
- ほら…だってずっと……
お母さん
- 好きだよ
○○
- 大好きだよ…
○○
- だ、だったら…!
お母さん
- でも…お母さん…嫌だ
○○
- なんで…
お母さん
- (すっスパっと!……w
ころん
- (すごく直球に言いますね…w
るぅと
- 私…今のお母さん……嫌い!
○○
- だいっきらい………だよ………
○○
- グスッ……ヒック…
○○
- ぽんぽん(肩を優しく叩く
ジェル
- 大丈夫(頭を撫でる
莉犬
- チッ
お母さん
- っ…!
○○
- はぁ…
お母さん
- 今まで良くしてくれた人にそういう態度なんだ○○?
お母さん
- だって…本心………だもん…
○○
- 今すぐ出てきて
お母さん
- 家帰るわよ
お母さん
- や、やだ
○○
- 拒否しないで早く出てきなさいよ!!!!!
お母さん
- っ
○○
- ○○ちゃん行かなくていい
さとみ
- 俺らが○○ちゃんのこと守るからね
ななもり。
- ドンドンドンッ((ドアを強く叩く
お母さん
- (私ならいいけどこのお家はみなさんのものだし…
○○
- (傷つけないでほしい…!
○○
- ガチャッ
○○
- !
すとぷり
- 遅いわよ!!
お母さん
- ………
○○
- あんたって子は!!!!
お母さん
- バシッ(叩こうとする
お母さん
- やめてください!(止める
ころん
- なによ!!!アンタっ!
お母さん
- 部外者は引っ込んでなさい!
お母さん
- あ“?部外者…?
るぅと
- 僕らは○○ちゃんのこと
拾ったのでそこで拾った人と拾われた人の関係ができてますなので部外者ではないかと思うのですがそちらについてはご存知の上で部外者は引っ込んでなさいと申し上げられましたか?もし存じ上げてない上での適当な言葉でしたらこちら、いくらでも対応できますので好きなように嘆いてください、というか僕はなんと言われようが構いませんが拾った張本人のなーくんと莉犬にそんな部外者という言葉を使わないでほしいものです、もし次使ったとしたら…何をするかわかりません…そしt((((以下略
るぅと
- おうおうおうおう
早口ぃ↗↗
ジェル
- そうだよ!逆になーくんに感謝してよね!
莉犬
- ( ・´ー・`)どや
ななもり。
- ……w
ころん
- ○○ちゃんこっち(○○の肩を寄せる
さとみ
- へっあっ…
○○
- あっちょっ……!
お母さん
- 待ちなさいよ!!!
お母さん
- はいはい、警察沙汰になりたくなかったら大人しく言うことを聞いてください
(お母さんの両肩を掴む
るぅと
- っ〜…
お母さん
- あ…でも
るぅと
- ?
お母さん
- すみません…
もう警察呼んでしまいました☆
るぅと
- はぁ!?!?
お母さん
- (・.・;)ビクッ
○○
- 今のびっくりしたな…
さとみ
- 大丈夫だ、守るから
さとみ
- はい…
○○
- なんで呼ぶのよ!!
大人しくしたじゃない!
お母さん
- だって…ここに来て大声出して、近所迷惑になってる自覚がないのはかなりじゃないですか?
るぅと
- うっ…うるさいわね…
お母さん
- しかもその後に○○ちゃんに暴力をしようとした
るぅと
- なので呼びました☆
るぅと
- (るうちゃん遠慮ない…w
ジェル
- (流石るぅとくんw
莉犬
- そろそろ来ると思いますよ
るぅと
- あっほら!
るぅと
- すみません!遅れました
警察
- 報告があったのは
このお宅で間違いないですか?
警察
- はい
るぅと
- この方が娘に暴力を振るっていて
るぅと
- ……なるほど
警察
- 違うわよ!!
お母さん
- だいたいあのこが
悪いのよ!!言うことを聞けない悪い犬が!!
お母さん
- 暴力をふるったのは
わんちゃんに?
警察
- いえ、
娘のことを犬扱いして
今まで躾けてきたみたいで
るぅと
- それで暴力を?
警察
- うるさいうるさい!!!
お母さん
- 私が全部正しいの!
お母さん
- あいつなんか!!!
間違ってることしか選ばないの!
お母さん
- だからこんな心やさしい私が教えてあげていたというのに!
逃げ出して!なんなのよ!
お母さん
- とりあえず署にてお話を聞くのでパトカーに乗ってください
警察
- はなせはなせ!!!!!!!
お母さん
- 全員揃ってなんなのよ!!!
お母さん
- ○○!!!!
必ずあんたをっ!
私のところに戻らせるから!!覚悟しなさいよ!!!!
お母さん
- バンッ(扉が締まる
警察
- ブーン(車発進
警察
- ……………
○○
- 言いたいこと言えてスッキリしました✨✌️
るぅと
- まぁ…これで一件落着…かな?
ななもり。
- そうっぽいね…
ころん
- あんだけ口が強いと反論できねぇよな
さとみ
- ○○ちゃんよく頑張ったな
ジェル
- そうだね(背中ぽんぽん
莉犬
- ありがとう…ございます
○○
- このあと…お風呂入る予定だったんだけど…
ななもり。
- 一人怖いよね…
ななもり。
- 正直
○○
- ………
○○
- 怖い…です
○○
- よし!じゃあ
みんなではいろ〜!!!
ななもり。
- !?
すとぷり
- 2話終わり
すとぷり