ひとり劇場

君に希望は見えているか【第4話】

オリジナル会話形式ストーリー。小説ではありません。田舎に暮らす5人の子どもたちのストーリー。

◆第4話
夢のある島
ときめきの島
最高の出会いがここに
シオン
シオン
どういうことだ
シオン
聞いていた話と全然違う…
フミアキ
わかった!!!
ミスズ
へ?なに?
フミアキ
肝試しだよ!
フミアキ
友好的な島の住民…による大規模な肝試しだ!外からの客に興奮して、それで
リナコ
……
フミアキ
マサル
……………
マサル
今思えば、この島ってなんて名前なんだい?シオン
ミスズ
そうだ…そういえばはっきり名前知らない…
シオン
南の島
フミアキ
ざっくりしすぎだろ!
シオン
……南の島としか言われなかった
フミアキ
はあ?!?何もわからず来たってのか?!
マサル
シオンもああ見えて、懸賞が当たったことに興奮していたんだろう 無理もないよ
マサル
シオンも、気にすることはないよ
シオン
………ごめん
フミアキ
ごめんで済むか!なんだこのボロボロ島は…リゾートとかバカンスとかかけ離れてるじゃねーか!
リナコ
……さっきから誰も通りませんね
ミスズ
それになんか…生ゴミみたいなニオイするし…やだ
シオン
引き返そう
フミアキ
えー?!
シオン
こんな島 泊まったって仕方がない。さあ、さっきの船に乗…
シオン
?!
リナコ
ああっ…船が…
マサル
自動で引き返してるー!!!
ミスズ
うそ、待って、私達、帰れなくなるじゃない!!
フミアキ
船ーー!!いくなー!!!!
……………
…………
…………
マサル
…ダメだ
マサル
相変わらず電波も届かない。連絡手段がないぞ
マサル
地図もないし。
シオン
……………
フミアキ
シオン…!!!
ミスズ
ちょっと、フミアキくん!
フミアキ
シオンのせいだ
フミアキ
シオンが応募なんてしなけりゃこんなことには!
シオン
……
リナコ
やめてください、誰も悪くありません
フミアキ
こんなヤツとやってられるか!!
マサル
ああっ!フミアキ!勝手に行くな!
……………
……………
リナコ
フミアキさん…
シオン
……
マサル
ダメだ、逃げ足が早くて見失った…
ミスズ
ぺちっ
シオン
…っ!
シオン
…ミスズ
ミスズ
シオンくんのばか
シオン
………ごめ
ミスズ
違う!自分のせいだ自分のせいだって背負ってるでしょ?!
シオン
………
ミスズ
手続きや確認全てシオンくんに任せて、何も確認しなかった私達も悪いし
ミスズ
そもそも、…うん。やっぱり誰も悪くないよ
マサル
そうだね こうなってしまった以上 仕方がないさ
マサル
みんなが無事なだけ奇跡さ
シオン
…………
リナコ
あの、いくつか仮説を立ててみたのですがよろしいでしょうか
マサル
なんだい、リナコちゃん
リナコ
なぜこのようなボロ島へ到着してしまったのか
リナコ
1 船の到着先プログラムのミス、バグの影響
リナコ
2 濃い霧に覆われた影響
リナコ