魔法学園第2話
まじで遅れてごめん!
- 魔法学園第二話
- 朝…
- おはようー!
るぅりーぬ
- おはよう!
ななじぇる
- おはようございます…
さところ
- さとみ先輩にころん先輩敬語じゃなくてもいいんですよ?
るぅと
- 別に…
さとみ
- 大丈夫…
ころん
- (変わった子だなぁ)
莉犬
- (なんか暗いなぁ)
ジェル
- そうだ!さとみくんところんくん魔法の練習いってきたら?近くにテストもあるし…!
ななもり
- はい…わかりました…いってきます…、
さところ
- じゃあ俺達もー
るぅりーぬ
- ちょっと待って!
ななもり
- ん?
るぅりーぬ
- 実は俺が夜中起きた時…2人が部屋でとても別人のように明るい声で喋っていたんだ…
ななもり
- え!?
ジェル
- え!?
るぅりーぬ
- あの子達が!!!???
るぅりーぬ
- 本当なん!!!!???
ジェル
- そうなんだよ…前の学校で何かあったのかもしれない…
ななもり
- ……
ジェル
- ……
るぅりーぬ
- 俺ちょっとトイレ行ってきていい?
莉犬
- はい!
るぅと
- 外では…
- (本当はトイレ行きたい訳じゃない…あんなことを知りたくないよ…可哀想じゃん…)
莉犬
- ん?
莉犬
- あー!さとみところんじゃねーか!
いじめっ子
- ビクッ
ころん
- (ころん…大丈夫だから…)
さとみ
- (うん…)
ころん
- 今年同じ部屋じゃねえから心配してたんだぞぉ?
いじめっ子
- そうですか…
さとみ
- じゃあ…僕達はこれでさようなら…
ころん
- チッなんだよなんか前みたいにいじめたろうかと思ったんに!あんな一年の途中から転校してきたやつなんか偉そうにすんなよな!
いじめっ子
- え……?前…みたいに…いじめ…る?
莉犬
- みんなに言わなきゃ!
莉犬
- 部屋で…
- あ!莉犬遅いですよ!
るぅと
- ごめん…でもね…さとみ先輩ところん先輩が暗い理由…わかったよ!
莉犬
- え!?
ななじぇる
- え!?
るぅと
- 実はさ…さとみ先輩ところん先輩転校生なんだよね…?ななもり先輩ジェル先輩…!
莉犬
- うん、一年の途中から転校してきたよ…?
ななじぇる
- さっきね…さとみ先輩ところん先輩が前一緒だった部屋のメンバーにあって…さとみ先輩達に話しかけたんだけど…
莉犬
- ころん先輩が怖そうにしていてね…
莉犬
- それで避けるように2人は去ったんだけど…
莉犬
- その後にメンバーが 前みたいにいじめてやろうかとおもったのに って…
莉犬
- え…?
るぅと
- 嘘でしょ…?
ななじぇる
- 前みたいにだから前虐められててトラウマを持ってるんだと思う
莉犬
- …!そういえば…!
ななもり
- 実はさとみくんところんくんは捨て子で…ある博士から実験台として拾われていたんだよ…それでいろいろな実験をされてきた…
ななもり
- た、たとえば?
るぅと
- 何にも知らない子供が事故に遭ったらどうなるのか…毒を飲んだらどうなるのか…
ななもり
- なにそれ!酷い!
莉犬
- …だから事故のトラウマも持ってるということか…
ジェル
- うん…それにいろんな毒を飲まされたせいで体が普通の人より弱いんだ…
ななもり
- そっか……
ジェル
- だから俺達を……
莉犬
- 警戒していたんですね……
るぅと
- うん…
ななもり
- グラグラグラグラ
- !!??
ななじぇる
- !!??
るぅりーぬ