fete ー運命ー (すとぷり物語) #4
#毎日投稿5日目? まだまだ続くよ! 結構長編になっちゃうかも… なってしまったらごめんなさい!
- ころんくんside
- そんな初めての夜だった____
- 一緒に住み初めて1週間。
- ころん、このアニメ好きなんか?
ジェル
- え、あ……うん
ころん
- ソファーの端と端、距離にして約1メートル。
- これが僕とジェルくんのいつもの距離
- なぁ、腹減らん?そろそろ7時やし
ジェル
- えっと……なんか作ろっか?
ころん
- ほんま!?ええの!?
ジェル
- え、あ、そんな期待するほどのもの作れないけど……
ころん
- 嬉しそうに笑ってたまに見せるその子供っぽさが…
- ・・・
ころん
- どうした?
ジェル
- えっ!な、なんでもない…
ころん
- なんだろ、今ものすごく胸がキューって
- 痛い…
- ほい、できた
ジェル
- あ、ありがと…
ころん
- 結局作ってもらっちゃたな… まぁいいや
- お休みなさい ((早くないからね
ころん
- ん、また明日
ジェル
- 戻って一人部屋に籠ると莉犬くんの事ばかり考えてしまう
- ……ふっ……ぐぅ……うぅぅ…り、莉犬…くん
ころん
- 布団に包まり声を押し殺して毎晩泣くのが日課になってしまった
- 莉犬くんに会いたい… 今、どこで何してるの…莉犬くん
- 莉犬くんと別れてから僕笑えてる?
- 笑った記憶が…全くないな(笑)
- 何をみて何を食べても全く楽しくないし、美味しくもない
- 莉犬くんじゃないとダメなのに…
- 僕がいない間に恋人出来ちゃったかな…
- 首筋噛まれちゃったかな…
- 僕のこと忘れちゃうのかな?
- …うぅ…ふぐっ…り、莉犬くっ…ん…忘れな…いで
ころん
- そう思うとまた涙が込み上げてきちゃった
- やっぱり、莉犬くんの事が僕とてつもなく好きだったんだ…
- 『ころん、また明日な』
ジェル
- え…
ころん
- なに今の
ころん
- ジェ……!?////
ころん
- 自分の言葉に驚き慌てて口を押さえる
- うそ…何で今ジェルくんが出てきたの…