いれいす精神保護病院
2話: 6人の光
- 今日からこの病院に通います、よろしくお願いします。
〇〇
- よろしくお願いします。
受付の人
- 予約されていた〇〇さんでよろしいですか?
受付の人
- はい
〇〇
- それでは貴方の事を支える方々を紹介しますね
受付の人
- 少々お待ちください!
受付の人
- はい
〇〇
- 貴方の事を支えます、りうらです。辛い事があったら相談してほしいな
りうら
- 貴方の事をこれから支えます、ほとけです。よろしくね
ほとけ
- 初兎です、これから貴方の事を支えます。
初兎
- よろしくお願いします
初兎
- ないこです!これから君の精神を支えるよ。よろしくね
ないこ
- いふです。
if
- これからよろしくお願いしますね
if
- 悠佑です、君の精神を支えます。
悠佑
- よろしくね!
悠佑
- …!
〇〇
- よろしくお願いします!
〇〇
- それでは503号室へ連れて行ってください、いれいすの皆さん
受付の人
- はい
りうら
- タッタッタッ
〇〇
- ねぇ、お話できる?
ほとけ
- は、はい
〇〇
- お名前は?
初兎
- 〇〇です、よろしくお願いします…
〇〇
- かわええ名前やなぁ
初兎
- か、可愛い!?//////
〇〇
- うん
初兎
- もう、イチャつかないで〜笑笑
ないこ
- ついたよ?
ないこ
- 広いですね
〇〇
- 他の人もいるんですか?
〇〇
- 沢山いますよ
if
- 〇〇ちゃん、なんて呼べばいいかな?
悠佑
- 〇〇でいいです
〇〇
- それじゃあ〇〇
りうら
- 何ですか…?
〇〇
- 何か辛い事はない?
りうら
- …ッ
〇〇
- ない、です
〇〇
- 本当に?
りうら
- じゃあ何でこの病院に通ってるの?
りうら
- …うぅ…本当は…本当は…っ
〇〇
- 辛かったんやな?
初兎
- うん…涙
〇〇
- 教えてくれないかな…?
ほとけ
- 実はッ…
〇〇
- 小さい頃から親に虐待されてて…学校でもいじめられてて…
〇〇
- 逃げたくても逃げられなくて…
〇〇
- 辛くてッ…
〇〇
- うん、うん
悠佑
- 結局自傷に逃げて…自分が情けなくてッッッ…
〇〇
- 情けなくなんかないよ
ないこ
- え…?
〇〇
- 少しは自分に自信を持て!
if
- 自傷は少しダメな事かもしれない…けど、けどッ!
if
- 〇〇は何も悪くないよ
if
- よく我慢したな
if
- よく耐えてきたな
if
- えらい、えらい…
if
- ッ〜!!
〇〇
- うッッッ…
〇〇
- (ダメ…泣いたら情けない)
〇〇
- 泣いていいんだよ?
りうら
- うわぁぁぁぁんッ…
〇〇
- よしよし、よう頑張ったな
悠佑
- いい子だね…
ほとけ
- 私は…人を信じてもいいの?
〇〇
- いいんだよ…
ないこ
- ッ!!
〇〇
- グスッ…もう、泣かせないでよ…
〇〇
- (なでなで)
if
- 大丈夫だよ…
ないこ
- これからは俺たちが〇〇の事支えるから!!
ないこ
- これから、イレギュラーな毎日を、君とー。
ないこ