LOOP
なんかパッと思いついたやつ。ころりーぬはまた、のちのち……(ショック受けてた)
- 願い
麗薇
- ねぇ、知ってる?
冬香@██
- うん?どうした
█████
- 私達人間とね、貴方、コンピュータは寿命が違うの。
冬香@██
- あぁ、知ってるぞ。
█████
- 私達は長くても100数年。
貴方達は【使用者】が居なくならない限り、
生き続ける
冬香@██
- それは、承知してる
█████
- だからと言って、俺が死なない訳じゃないぜ?
█████
- うん、そうだね。
冬香@██
- ねぇ、私が死んだ時、貴方は私の願いを叶えてくれる?
冬香@██
- ……ん、まぁ、俺に出来る事なら……
█████
- 【数十年後】
麗薇
- ……ねぇ、愛しい君。
冬香@██
- ……なんだ?
█████
- ……君は、変わらないねぇ。
冬香@██
- ……俺は、人間の手によって作られたからな。
お前は……すっかり、変わっちまって。
█████
- ふふ、私だけ、置いていかれたみたいね。
冬香@██
- ……あぁ。
█████
- それじゃあ、願い、聞いてくれないか?
冬香@██
- ……いいぞ。
█████
- パソコンにある……ファイルを、開いてくれ。
お前なら、どのファイルか……わかるだろ?
……ばいばい
冬香@██
- ……また、何処かで……出会えるなら……
█████
- ……ごめん、ごめんな。
█████
- ……このファイルか。
█████
- 【本当に開きますか?】
麗薇
- 【YES】
麗薇
- 【貴方自身を失うかもしれませんよ?】
麗薇
- 【YES】
麗薇
- ……ファイルに入る事を許可します。
麗薇
- ……ロード中……ロード中……
麗薇
- ピピッ
麗薇
- 【完了致しました】
麗薇
- 【移転を開始します】
麗薇
- えっ?どういう事だ?
█████
- 俺はまだ、アイツの元に居ないと……っ!
█████
- ふふ、バイバイ……
冬香@██
- おい!おい!
█████
- (……)
麗薇
- 所有者【〇〇〇】のコンピュータの利用を停止致しました。
麗薇
- 活動を再開する場合は【パスワード】を入力して下さい。
麗薇
- ……これから、外(地上)に出ること無く、
俺は一生ここで……
█████
- ……ねぇ!ねぇ!
冬香@██
- ッ!?何でお前……
█████
- ?お兄ちゃん、何言ってるの?
冬香@██
- てゆーか、さっきから話聞いてる?
冬香@██
- ……(あぁ。そういう事か。)
█████
- ……いいや、行こうか。
█████
- うん!
冬香@██
- ……(また、繰り返されるのかなぁ…)
█████