脱獄3…え?記憶失ってないの!?
日常組にもう一回脱獄3をしてもらいました…え!?記憶失ってない…え!?
- ん、んッ…?
ぺいんと
- ッ!?は…ッ!?
ぺいんと
- 起き上がる体と共に、頭への痛みが激しく襲った。
アナウンス
- まるで脳の中から拳で投げられているように。
アナウンス
- ぼんやりする頭。困惑する体。
アナウンス
- そして…痛みを伴い激痛を走らせ恐怖を連れてくる脳。
アナウンス
- ヒュッ…なッ…に…?
ぺいんと
- ここッ…は…あの刑務ッ…!
ぺいんと
- カヒュッ…ゲホッゲホッ…!
ぺいんと
- クロノア視点
アナウンス
- んー…………なに…?
クロノア
- ここはどこッ…ぇ?
クロノア
- カヒュッ…ゲホッゲホッ…!
ぺいんと
- ぺいんとッ!?
クロノア
- 助けッ…!もういやッだ…!やめてッ!
ぺいんと
- どうやらこっちに気づいていないようだ。
アナウンス
- ぺいんと、ゆっくりゆっくり。
クロノア
- 吸って~吐いて~吸って~吐いて~
クロノア
- ッ…クロノアさッ…?
スゥーッハァッハァッ…ヒュッ
ぺいんと
- そうそう。落ち着いた?
クロノア
- ん、はい…
ぺいんと
- どっか痛いとことかある?
クロノア
- 頭…痛いですッ
ぺいんと
- ゆっくりね。情報をとりあえず整理しよう?
クロノア
- ん~?おはよu…!?ここッ!?
しにがみ
- しにがみくんおはよう。
クロノア
- えぇぇ~…ここどこですか!?
しにがみ
- 多分あの刑務所…だよね…
クロノア
- …なんでここに3人で…
しにがみ
- だから状況を整理しよう?
クロノア
- はい…
ぺいんと
- まず、俺らはこの刑務所から脱獄したよね?
クロノア
- はい!
ぺいんと
- そうですね
しにがみ
- でも、なぜかまたここにいる。
クロノア
- 多分これは、もう一回あの出来事が繰り返されるはず
クロノア
- というのは?
しにがみ
- つまりあの出来事がもう一回出るの。
クロノア
- クロノアさん、確認なんですけど
しにがみ
- 体内に爆弾って今入ってます?
しにがみ
- 入ってる…かな?
クロノア
- ん、なんか入ってるこれか?
クロノア
- やっぱ入ってましたね…
しにがみ
- どっかで儀式のやつやんないと
しにがみ
- ………ぺいんと?
クロノア
- ッ…やだ…
ぺいんと
- また…あのリアム看守が死ぬとこ見ないといけないの?
裏切られて、ゴルゴンと疑心暗鬼になるッ…の…?
ぺいんと
- そういうとクロノアはゆっくりぺいんとの背中を叩いた
アナウンス
- 大丈夫だよ?
クロノア
- 出来事、全て覚えてるでしょ。
クロノア
- だからそれをわかって先回りしよう?
クロノア
- リアム看守を守れるのは今のぺいんと。ね?
クロノア
- クロノアさん…
ぺいんと
- ハァハァ…
ぺいんと
- とりあえず今はリアム看守を待ちましょう!
しにがみ
- うん…
ぺいんと
- ______________________________________
アナウンス
- 目が覚めたようだな
リアム看守
- その声はとても懐かしい声。
アナウンス
- 安心させるが緊迫感を感じさせる雰囲気。
アナウンス
- (ああ…リアム看守ッ…だ…)
ぺいんと
- リアム看守!
しにがみ