ひとり劇場

創作っ子

うちの子

ヴァイ
みんな、みんな、死にました
ヴァイ
僕意外、みんな殺されました。
ヴァイ
みんなを殺したあいつを、僕が殺しました。
ヴァイ
あいつを殺すとき少しだけ、何かが満たされた気がしたよ
ヴァイ
なんだろう、復習できて嬉しかったのか、それとも人を殺すことに高揚したのか、わからないけど何かが満たされたんだ
ヴァイ
ちっちゃい頃から僕は物事に関心を示せなくてね
ヴァイ
流行りのおもちゃもなにも特に欲しいものはなかった、心から笑ったこともなかった
ヴァイ
だけど愛想笑いは大の得意で、しわくちゃに笑ったよ
ヴァイ
誰にも愛想笑いはばれなかった
ヴァイ
愛想笑い意外に、道化になるのが得意だったよ
ヴァイ
みんなをよく笑わせた
ヴァイ
お父さん、お母さん、妹、友達、みーんな僕の演技で笑わせた
ヴァイ
みんなが僕が道化になると笑うから僕はずっと道化でいたんだぁ
ヴァイ
道化でいるとみんなが僕を好いてくれた、だけど僕は人に対して好意を持つことができなかった
ヴァイ
ただ生きていくために、道化を続けてたんだ
ヴァイ
僕は道化意外に、人とどう関わればいいのかわからなかった
ヴァイ
優しさも、着飾った、他人なんて正直どうでもよかったけど、嫌われないために、人に優しくした

 

投稿日時:2016-06-10 21:21
投稿者:鵐(しとと)
閲覧数:1

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