読めない客
- 夜のバーにて
- はぁ…。……はぁ…。
A
- あんた、さっきからどうしたんだい?
ため息が止まらないじゃないの。
B
- あぁ…ごめんなさい…。
ちょっと最近悩み事が多くて
A
- はい。これ。
E
- マスターが酒を差し出してきた。
- え?あ、あの、これは?
A
- あちらのお客様からだよ。
E
- あぁ、ごめんね?余計なお世話だったかな。酷く悩んでたみたいだったからさ
何かあったのかな?
もしよければ、話を聞かせてくれないかな
C
- 私にも聞かせてみな。
お姉さんがアドバイスしてあげるよ
B
- みなさん…。ありがとうございます。
お酒で忘れようって思ってたけど、今日ここに来て良かったです。
あの…実は
A
- 店の扉が開く
- あーん、もーう。マースタァ〜っ♡
D
- ゲッ
E
- なーによー、もう!ゲッて言ったー?
もうマスター嫌いになっちゃおうかなぁ
ケンカする?
D
- はぁ、いや、別に来るのはいいんだけど空気読もうよ。
あぁ、皆さんごめんね?
ホントに気にしないで喋ってていいから
E
- あぁ…いや。
なんか、こちらこそすみませんw
なんかもう、大丈夫ですw
A