木兎さんは悩ませる
今日は木兎さんの誕生日!!あかーし推しの私が祝わない訳にはいかないッッッ!!!!!!ってことで、初めて夢小説(?)を書いてみました!優しい目で見ていただけると幸いです。
- あかーし!!
木兎
- 冬休みの初め学校に来ていた木兎光太郎は梟谷高校バレー部二年セッター赤葦京治の名を叫んだ
- 木兎さん……なんでいるんですか?
赤葦
- 今日は部活休みじゃないですか
赤葦
- なんか動きたくなってよォ
木兎
- せっかくの三連休なんですからゆっくり休んでください。
試合前の最後の休みですし。
赤葦
- ぐぬぬ…………
木兎
- じゃなんで赤葦学校来てるの!
木兎
- 話……そらしましたね。
赤葦
- うっ
木兎
- 俺はコンビニに用があったので
その帰りです。
赤葦
- でもあかーしの家からコンビニに行く時 学校通らない!
木兎
- えっ
赤葦
- (どうしよう、木兎さん以外に感が良かった。どう言い訳しよう。)
赤葦
- (でも、下手に言い訳してもさらに怪しまれるぞ……ここは本当のことを言うのが……)
赤葦
- あかーし?
木兎
- クリーニングに出す予定だったユニホームを部室に忘れてしまったので取りに来ました。
赤葦
- ふーん
木兎
- え?ユニホーム……赤葦昨日試しに着てたユニホームは?
木兎
- ユニホーム2枚あらかじめ買っておいたんです。
赤葦
- サイズもどんどん大きくなってきてるので
赤葦
- えぇ!!いーなぁーー!!!
俺もユニホーム沢山欲しい!
木兎
- 木兎さんは着れなくなったから新しいの買ったって言ってたじゃないですか
赤葦
- まだ大きくなるかもだろ!?
木兎
- はぁ……そうですね。
赤葦
- (多分その時は大学生だ…)
赤葦
- だろ!?
木兎
- 赤葦京治は木兎光太郎をなだめるのがきっとこの世で一番うまいだろう。
- じゃ俺帰りますんで、木兎さんも早く帰って休んでくださいね。
赤葦
- 待て!あかーしィ!
木兎
- 今度はなんです?
赤葦
- 休むって漢字……
木兎
- なんか、俺みたいじゃね?
木兎
- ……(またわけのわからない事を話し始めた。)
赤葦
- 木って漢字がはいってるからじゃないですか?
赤葦
- へー
木兎
- じゃ俺帰りますよ。
赤葦
- あかーし!
木兎
- はい……
赤葦
- …………
木兎
- あかーし!
木兎
- なんですか?
言いたい事があるならはっきり言ってください。聞くだけならします。
赤葦
- 今日…………タンジョ…ビ
木兎
- なんですか?
赤葦
- たん……ジョウビ
木兎
- ……
赤葦
- 誕生日……ですか?
赤葦
- うん。
木兎
- 今日、誰か誕生日でしたか?
赤葦
- え、
木兎
- コンビニでの会話
赤葦・木葉
- 覚えてないふり?
赤葦
- そう、木兎の誕生日普通にお祝いしたらつまんねーし
木葉
- それに木兎は落ち込んだあとの上がりがすごいだろ?
木葉
- 近々試合だから…ってことですか?
赤葦
- そそ
木葉
- 分かりました……
赤葦
- 元の会話に戻る
- (どうしよう、これ以上とぼけられるか?)
赤葦
- あかーし本当に覚えてないの?
木兎
- 分かりません。
赤葦
- 帰ります。急いでるんで
赤葦
- 俺!!今日誕生日なの!
木兎
- スゥーーー……
赤葦
- ソウナンデスカ。おめでとうございます。
赤葦
- では。
赤葦
- えっ………………
木兎
- 待てよォ!!!!!!
木兎
- (スタスタスタスタ)
赤葦
- (これでいい、俺は悪くない。)
赤葦
- 罪悪感を感じながら木葉達が待つ誕生日会の会場に買い出しの品を持って寂しく向かう赤葦だった