現実逃避②
- (...やっと帰れる。)
鬱瀬
- (明日から休みだ。)
鬱瀬
- 下駄箱へ向かう
- ...!なにこれ...
鬱瀬
- クスクス...
クラスメイト3
- クスクス...
クラスメイト2
- 自分の靴の中に画鋲がたくさん入っていた
- ...痛っ。
鬱瀬
- ちょっとあんた。
クラスメイト3
- ...なんでしょう
鬱瀬
- なんでしょうじゃねーよ。
自分が何したのか分かってんの?
クラスメイト3
- (...全然分からない。午前中に言われた事かな。)
鬱瀬
- はぁ...。なんか言ったらどぉ?クスクス...
クラスメイト2
- おい!なんか言え!(鬱瀬を強く押す)
クラスメイト3
- っ......。けほっ...。
鬱瀬
- ...ちょっと!なにしてるの?!
クラスメイト1
- !
クラスメイト3
- !
クラスメイト2
- ...い、行こっ。
クラスメイト3
- クラスメイト2、3は外へ逃げていく
- ......。
鬱瀬
- ...!(画鋲に気づく)
クラスメイト1
- 大丈夫!?怪我してない?
クラスメイト1
- 少し指切っちゃっただけ。大丈夫だよ。ありがとう。
鬱瀬
- 血出てるよ!私絆創膏持ってるから!ほらっ!
クラスメイト1
- クラスメイト1は絆創膏を貼ってくれる
- ...あ、ありがとう。///
鬱瀬
- (...以外と優しい所あったんだ。)
鬱瀬
- んーん!気にしないで!私はずっと鬱瀬ちゃんの味方だからっ!
クラスメイト1
- じゃあ、帰ろっか!
クラスメイト1
- ...うん
鬱瀬
- 第3話へと続く