死がふたりを分かつまで Ⅰ
マイキー×夢 (梵天)
- 私の彼氏、幼なじみで優しくてちょっぴり…いやだいぶ子供っぽい。
- もう何してんの?さっさと行かねぇと限定スイーツ無くなっちゃうよ?
マイキー
- あっ、急に手引っ張らないでよ
自分
- へへ、いいじゃん
マイキー
- こういう恋人っぽいこともさらっとしてくれる。
- 万次郎はさ、夢とかあるの?
自分
- 夢?…いつも言ってんじゃん。不良の時代を作る!
マイキー
- 拳を軽く握り無邪気な笑みを浮かべる。子供っぽいといえば怒られるけど純粋な彼の夢を私はいつも応援していた。
- 見た目はいかついけど仲間と好きな子はめっちゃ大事にするドラケン君。
お母さんみたいに頼りになる三ツ谷くん。
万次郎の幼なじみで男気溢れるおバカな圭ちゃん。
圭ちゃんが大好きな同い年の千冬くん。
腕っ節が強くて実は頼りになるパーちんくんと、パーちんくんの頼れる相棒のペーやんくん。
他にも沢山。万次郎の仲間はみんな強くてカッコよくてキラキラしてた。
- 『臨時ニュースをお伝えします。昨夜東京都郊外のスクラップ場に複数の遺体が発見されました。いずれも手足が拘束され1列に並べられていることから警察は犯罪組織梵天の犯行とみて調査を進めています』
- 怖いわねぇまたあのニュースよ
モブ
- 早く捕まればいいのに
モブ
- (誰も何も知らないくせに…)
自分
- 今の私の人生はそんなにキラキラしてなかった。昔はもっと夢を見ていてアレになりたいコレになりたいと未来の希望で頭をいっぱいにしていた。けど今は違う…。人混みに紛れ古びた廃ビルの階段を上る。
- よぉ〇〇、元気か?
春千夜
- 気安く名前呼ぶんじゃねぇよ
自分
- おーっと、今日はご機嫌ななめか?
春千夜
- 年中薬漬けで頭バグってるお前に言われたくない
自分
- 梵天、犯罪組織、裏社会そのもの。今の私を取り囲む何もかも
- なぁお前、いつになったらボスに言うの?
鶴蝶
- 何を?
自分
- 首領に梵天に居ることだよ。あの人の女なんだろ?
鶴蝶
- 言えるわけないじゃない。それに私はもう捨てられた女よ
自分
- 相変わらずよく分かんねぇやつ
鶴蝶
- 男組織に女が1人、女人禁制というわけじゃないらしいけどとても女が居るべき世界じゃない。それでも私は…
- ただ、死ぬまで傍に居たいの
自分