「不安発作」を身体の面から説明すれば、「緊張」→「弛緩(リラックス)」の切り替えに支障が生じた状態と捉えることができると思います。
一般に息を吸うことは緊張(交感神経優位)、息を吐くことは弛緩(副交感神経優位)に対応していますので、「吸う」→「吐く」の切り替えがうまくいっていない状態、と言い換えることもできるでしょう。
不安発作の代表的な症状に、息苦しさ(過換気症候群)や吐き気(嘔吐恐怖)がありますが、これらも「うまく息が吐けない」ことから生じている問題と捉えることが可能ですね。
予期不安や不安発作の際に「吐く」ことを意識するだけでも、ある程度の緩和にはなりますが、それはあくまでも急場しのぎのテクニック。望ましいのはやはり、普段から「呼吸力」の底上げをしておくことです。
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といっても「スーハースーハー」と激しい呼吸を繰り返して鍛えるやり方はあまりオススメできません。いたずらに呼吸ばかりコントロールしすぎると、かえってトラブルが生じるリスクもありますし、そもそも身体のほうに深い呼吸のできる余地がなければ、労力の割にくたびれ儲けになるのがオチでしょう。
それよりもまず呼吸にかかわる隔膜や筋肉、骨格に必要十分なゆとりを取り戻しておくことが先決です。それらに十分な弾力さえ備わっていれば、おのずと息も深く出入りできるようになります。
呼吸力の改善については、こうして文章で解説するよりも、やはり実際に整体やエクササイズで体験していただくのが手っ取り早いでしょう。これを読んでピンとこられた方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。

